不定期にもほどがある日記

2017 06
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小話。
続きよりAngel beats!からひさ子→岩沢さん。

残される方がつらいという話。





ずしりと重いそれを手にしたとき、どくりと心臓がなったのはギターとの運命の出会いを果たしたせいだったのか、はたまた嬉しそうにそれを手渡してくれた岩沢の笑顔のせいだったのか。それを確かめるすべはあたしにはない。



つま弾いたギターがぽろん、と鳴いた。
放課後の空き教室にその音はやけに響いて聞こえた。


なんで消えちゃったんだよ。
やりたいことやったからって勝手に消えないでよ。
私はあんたともっとバンドしたかったよ。
これじゃあたしは消えられないじゃないか。あたしは未練たらたらじゃないか。


ぽろんぽろんとなおも私は続ける。


岩沢がいないと私の音は私の音じゃないんだ。
岩沢の音があったから私の音があったんだ。

ちくしょう、ばか。なんで消えちゃったんだ。
勝手に悟りやがって私たちは未練にもならなかってたってことかよ。
でも、そんなお前の音に惚れたんだ。
音楽に惚れこんでるお前の姿にあたしは惚れたんだ

好きだとかそんな言葉が欲しかったんじゃない。
ただ私たちを見て欲しかったんだ。
ただ私を見つめてほしかったんだよ。岩沢。













分かってたよ。
分かり切っていたんだ。
お前が誰よりも何よりも、それこそあたし達より音楽を愛していたかなんて。





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